看護師国家試験の現役合格に役立つブログ

現役看護師のnaru です。 模擬試験ダメダメだった私が、アルバイトを両立しながら国家試験に合格した勉強方法を紹介。

【看護師国家試験対策】一般問題と状況設定問題について、詳しく知ることで合格に近づく!

こんにちは。

看護師のnaruです。

 

前回の記事で

看護師国家試験の必須問題のこと

について触れてきました。

必須問題は”基礎的な知識しか出題されない”こと、

80%が絶対基準で、ギリギリだと不合格

可能性があること等をお話ししてきました。

 

今回の記事では

一般問題、状況設定問題

の出題形式や合格ライン、

出題内容のこと

について詳しくお話しします。

◎出題形式

 一般問題

 午前65問+午後65問=130問 

 1問1点   130点満点

 状況設定問題

 午前30問+午後30問=  60問 

 1問2点 120点満点

 

◎合格ライン

 一般問題に状況設定問題を足した

 250点満点から、

 その年によって合格ラインが変動します。


 直近3年の合格ラインは以下の通りです。

 ○第109回 155点以上   62.0%

 ○第110回 159点以上   63.6%

 ○第111回 167点以上   66.8%

 なので、6.5割~7割採れていれば合格

 ということになります。

 

 

◎出題内容

厚生労働省の出題基準によると、

「人体の構造と機能」

「疾病の成り立ちと回復の促進」

「健康支援と社会保障制度」「基礎看護学

「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学

「母性看護学」「精神看護学

在宅看護論/地域・在宅看護論」

「看護の統合と実践」

の11科目全てが出題範囲となっています。

見るだけで気が遠くなりそうな範囲ですが、

看護師になると本当に様々な患者さんに

携わる機会が多いので、

どれも必要な知識となっています。

 

【一般問題】

解剖生理や疾患、看護ケアなど、問題の内容は

多岐に渡って出題されます。

設問に対し、

4つの選択肢から1つの正解を選ぶ問題と、

5つの選択肢から2つの正解を選ぶ問題

があります。

イラストや表などの視聴覚問題も増えています。

中には長文問題もあります。

早く正確な回答を選ぶ力必要です。

 

【状況設定問題】

まず、現場で起こりうる、詳細な状況を長文で

述べられてあり、その状況に関連した設問が

3つ出題されます。

4つの選択肢から1つの正解を選ぶタイプ

の問題です。

問題内容は、かなり現場に直結しています。

長文問題の読解力、状況の理解力と

正しい判断力が求められます。

何度もお話してきましたが、

看護師国家試験は、プール制です。

過去問を繰り返し何度も解くことも大切ですが、

暗記だと、間違った答えを選択してしまいがち

です。

しっかりと根拠を理解できるように、勉強に取り

組みましょう。

 

いかがでしたか?

少しでも皆さんの不安の軽減や、悩みの解消の

手助けになれたらと思って書いています。

今後も、

看護学生の現役合格に役立つ情報を発信して

いきますね。

 

最後まで読んで下さって、有難うございました。