【看護師国家試験対策】不適切問題や採点除外問題の落とし穴…
こんにちは。
看護師のnaruです。
看護師国家試験では、毎年数問、
多い時には10問が不適切または、
採点除外問題として報告されています。
今回の記事では
「看護師国家試験の、不適切問題」
について、お話しします。
1.実際にどんな理由で
不適切・採点除外になっているか?
・必須問題としては妥当でないため(難しすぎる)
・答えが複数あるため
(答えを1つ選ぶ問題なのに、2つ答えがある)
・設問が不明確。
・選択肢に正解の答え自体がない。
2.不適切・採点除外になった問題の採点方法
問題によって、対応方法が異なります。
・受験者全員採点除外とする
・正解者のみ採点対象に含め、不正解の受験者は
採点対象外とする。
・複数の選択肢を正解とする
採点方法が変更になることで
合格できる人だけでなく、不合格になる人もいます。
なぜ不合格になるかというと、
・受験者全員採点除外とする
というケースが稀にあるからです。
必須問題の自己採点で、40点採れていても
合っていた問題のうち、2問が全員採点除外
だと、8割以下になってしまうという…
そういった事象がおこらないとも限らないのが
必須問題の怖いところなんです。
3.不適切・採点除外になるまでの流れ
試験終了
↓
日本看護協会が、会員校に
不適切と思われる問題の 情報提供を依頼。
↓
会員校からの返答
↓
日本看護協会で、再度検討され
厚生労働省に要望書を提出
↓
厚生労働省内で検討し、
合格発表と一緒に発表
※日本看護協会から指摘のあった問題以外が
厚生労働省の判断で不適切問題になることも
あるようです。
実際に不適切となった問題については、
合格発表と一緒に厚生労働省のHPに載ります。
実際に第111回の不適切・採点除外の問題と
その対応についても報告されているので
気にいなる方は
ぜひ、チェックしてみて下さいね。
いかがでしたか?
少しでも皆さんの不安の軽減や、悩みの解消の
手助けになれたらと思って書いています。
今回の記事はここまでです。
今後も、
看護学生の現役合格に役立つ情報を
発信していきますね。
最後まで読んで下さって、有難うございました。